2022.07.02 Japanese coaches

意識すること | ベリタス コーチ ブログ

今年の梅雨明け宣言は例年になく早いですね。しっかり暑さ対策をしたいものです。

さて、前回は「音とリズム」と題し、言語が異なると音やリズムも変わって来るという話をしました。今回は「意識すること」にまつわる内容です。

学生時代に、”Would you like to study in the United States?” と先生に言われたことがあります。アメリカの大学内のキッチンで毎日3時間の皿洗いをすることを条件に一部奨学金を出していただけるというお話でした。いろいろと準備の末、大学3年の夏から米国シアトルでの生活が始まったのです。学生寮(後にホームステイ先)、教室、図書館、アルバイト先である大学のキッチンを行き来する毎日。授業でのレクチャーが聞き取れなかったり、課題図書が読み終わらない等、悩み多き日々を過ごしました。2年目にはホームステイの機会に恵まれたのですが、最初は家の電話を取るのが怖かったくらいです。夏休みや冬休みの間も日本に帰る余裕はなく、大学でアルバイトをしました。日本語を使ったのは数名の日本人留学生と話す時だけでした。学業では苦労の多い留学生活でしたが、英語にはかなり慣れました。そして、2年半の留学を終えて日本の大学に戻りました。その8か月後のアメリカ旅行で英語が通じないなどとは誰が予想したでしょうか。

アメリカ旅行中に買い物に出かけたスーパーマーケットのレジで、”Paper or plastic ?”(紙袋にするか、それともプラスチックの袋か)と聞かれ、”Plastic.” と答えたのですが、”Excuse me?” と言われてしまいました。英語が通じない?何で?

直ぐに「意識」をしてはっきりと言い直したところ、通じたのです。

このちょっとした「事件」について、日本の大学のアメリカ人教授に話してみました。すると、先生はこう仰ったのです。

” When Japanese kids move to US, they will be walking like Americans and talking like Americans. When those Japanese kids return to Japan, they begin to walk like Japanese and talk like Japanese.”)(訳:日本人の子供達がアメリカに引っ越すと、彼らはアメリカ人の子供の様に歩いたり話したりするようになるよ。その日本人の子供たちが日本に戻ると、日本人の様に歩いたり話したりするようになるよね。)

自分では気が付かなかったのですが、帰国後8か月の間に口の動かし方や舌の使い方が日本語式になってしまっていたようです。「英語の発音は日本語のそれとは違うのだ」ということを意識しないで英語を発音してしまうと、英語が通じないというわけです。

具体的には、

  • “Plastic”のPの音が弱かった
  • 無意識に”l” の発音が日本語式になっていた
  • ”l”の直ぐ後の”a”の音が間違っていた。

補足をすると、

Pの発音には、日本語の時よりもたくさん息を使います。日本語よりも2倍くらいでしょうか。

Lの発音は、舌を口の中の前歯の上の歯茎にしっかりつけて「ル」と発音します。(これは中学の時に学びました。)

そして、”l”の直ぐ後の”a”の音は「ア」ではなく、「ア」と「エ」の中間の音です。「ア」と縦に口を大きく開けたまま「エ」と発音します。発音記号はǽです。(これも確か中学で習いました。)

このちょっとした事件以来(もう37年になりますが)、英語で話す場合は「英語の発音をすることを意識して」話すように心掛けています。

皆さんは英語で話す時、意識して英語の発音をしていますか。

Veritas Coach

Mikiya Mori

Mikiya was born and raised in Gifu. He was fascinated to learn English when he was in junior high school. He practiced English words and sentences every day because he wanted to go to America. At college, he earned a study abroad opportunity in Seattle. His American experience really opened his eyes. As for career, he worked at Goldman Sachs and JP Morgan in the equities division for 18 years in Tokyo, London, and New York. In his 40s, he pursued a Doctor of Education degree in the Unites States to prepare himself for a career in education. Back in Tokyo, he managed an MBA program for mid-career managers as the program director for 12 years at Temple University. For many years, he wanted to help Japanese business professionals to be able to express themselves confidently in English and develop global mindset. Those qualities brought him many opportunities so now he wants to give back to society. Mikiya discovered Veritas whose mission matched with his passion. He believes in lifelong learning and hopes to contribute to students by sharing his experience. With the help of strong team, he is excited about the opportunity to inspire students to become global leaders of tomorrow.