ITスタートアップ役員 30代 (男性) 末永さん

ベリタス(VERITAS)で得た「日本人が意見を通すためのノウハウ」を活かし、20人の英語面接を突破

ベリタス(VERITAS)を受講したきっかけを教えて下さい。

私の仕事はエンジニアで、グローバルな環境で働いているわけでもなかったのですが、英語ができないと幅が広がらないなと感じていました。というのも、昨今海外で技術の進みがとても早く、情報を得るにも英語ができないとついていけないのです。それに最近では、日本のエンジニアリングやスタートアップのミートアップでも、参加する外国人が増えてきています。そんな場でも英語ができないために日本人同士で集まるしかなく、せっかくの情報収集するチャンスを逃している自分が不甲斐なくて。やっぱり英語ができたら色んな面で幅が広がるかなと思ったからです。

今まではどうやって英語学習に取り組んでいたのですか?

私も「英語ができればなあ」とただ嘆いていたわけではなく、参考書やラジオを使って独学で勉強したり、オンラインのスカイプ英会話を続けていましたので、当時でもTOEIC700点後半はありました。でも、ここ数年はいくら勉強しても800点の壁を突破することができずにいたのです。700点後半のスコアは悪くないと思われるかもしれませんが、英語のニュースを聞くとほとんど理解できませんでしたし、英語のドキュメントを読まなければならない場面でも億劫で日本語の記事を探しに逃げたりと、「英語を理解している」とは実感できずにいました。

ベリタス(VERITAS)のどのような点に興味を持ったのですか?

独学での勉強はやり尽くした感がありましたし、これはもう従来通りのやり方では無理だ、プロに頼るしかないと思いました(笑)。色々と調べていく中で、ベリタス(VERITAS)が掲げている、英語を英語で理解するためのメソッド「前から力」は、他の英会話スクールとは違ったアプローチだな、と興味を持ちました。自分の可能性を広げるため必要なのは本物の英語力だと思っていたので、受講を決めました。

受講した初日の感想はいかがでしたか?

このような教室に通うのが大学を卒業して以来だったので、初日は緊張しましたね。教室は六本木の閑静なエリアにあり(注:現在は麻布十番に移転)、内装も落ち着いた雰囲気で、オフィスや家以外の第三の落ち着ける場所としてすぐにお気に入りの場所になりました。ベリタス(VERITAS)で一緒に学習する方々もビジネスの第一線でバリバリに活躍されている方ですが、皆さん大変気さくで、講師の皆さんもサポートしてくれたのですぐに打ち解けることができました。年齢の幅も非常に広く、これまでの仕事上の出会いや、友人関係での出会いでは決して出会うことができない方々と出会えたのも非常によかったです。

実際に受講してよかった点を教えて下さい。

初日から徹底して発音の大切さを叩き込まれたからか、一番上達を感じたのは英語の発音です。毎クラス発音を意識した、CNNニュースのシャドーイングをするのですが、それを全12回、毎回意識しながらやっていくと自分で発音がよくなっていくのがわかり、本当に嬉しかったですね。私は留学の経験は一切ないのですが、今では留学していたの?と聞かれるくらいに英語の発音を褒められるようになりました。

受講中、大変だなと感じたことはなんですか?

ベリタス(VERITAS)では週15時間の自宅学習が必須となっていますが、仕事をしているとその時間を確保するのが大変でしたね。ましてそれが12週ずっと続けるのはさらに困難です。ですが、この自宅学習をおろそかにすると、しっかりフィードバックとして返ってくるので気が抜けない。自分一人だけ頑張っているわけでなく、クラス全体が同じ課題に取り組んでいますし、それをサポートする体制も整っていたので、最後までやり抜くことができました。これは、人生で一番勉強を頑張ったと思える体験でした。

ベリタス(VERITAS)の受講は、仕事やキャリアにどのように役立っていますか?

ベリタス(VERITAS)受講後に転職をしたのですが、転職活動ではせっかく身につけた英語力を使って世界にチャレンジしたいという気持ちもあり外資の企業もいくつか受けました。その中で面接を重視する会社があり、面接は全て英語、面接の合計時間は8時間以上、会った社員は20名近くにものぼったところがあったのですが、最終的に内定をもらうことができました。これは自分の中で大きな自信になっています。結局その会社ではなく、日本からグローバルを目指す会社に転職したのですが、英語力を買われて海外プロジェクトにアサインされることが増えましたし、海外のチームと英語を使いながらビジネスを進めることができています。

英語での面接はどのように挑んだのでしょう?

ベリタス(VERITAS)で鍛えたセルフイントロプラクティスが非常に役に立ちました。セルフイントロとは3分間の英語での自己紹介なのですが、ただ暗記するのではなく、口が覚えていると言えるくらいまで英語のパターンを染み込ませます。すると、応用としてそれに近いパターンがなんとか口から出せるようになるのです。英語は後ろから説明を添えていく文章構成になっていますが、前から文章を理解する「前から力」が身についたことで、これができるようになり、英語スピーキングの土台が出来上がりました。この面接を乗り切った経験から、英語でビジネスをやる上で障害になるものはない、自分が伝えたいことはしっかり伝える意志さえ持てばなんとか伝えることができる、と思えるようになり、自分の人生の中で非常に大きな変化となりました。

現在、新たなチャレンジをされているそうですが?

今は、会社に一部負担してもらいながら英語のMBAプログラムに通っているのですが、これがビジネスで英語を使う以上にハードな環境なのです。グローバルなバックグラウンドのクラスメイトたちとのディスカッションの中で、自分の意見を主張しないことには評価がされません。この環境でなんとか議論に参加できているのも、ベリタス(VERITAS)がハーバードのケースメソッドをベースにした授業体系であることと、そしてその中で得た日本人が意見を通すためのノウハウが役に立っていると思います。

受講をお考えの方にメッセージがあれば、よろしくお願いします。

ベリタス(VERITAS)を終えたからといって、日本でずっと育ってきた私たちがすぐに流暢な英語が喋れるようになるわけではありません。ですが、私の場合は英語に対する意識の変化がありました。これまで英語に対して逃げてきた自分がベリタス(VERITAS)をきっかけにチャンスがあれば積極的に挑戦するようになりました。これは大きな変化だと思います。今までは全く回ることのなかった歯車が前に向けて回り始めた感覚で、人生が大きく変わりました。今では英語でニュースを聞き、英語のドキュメントを読み、英語でディスカッションをすることができており、受講後も日に日に英語が上達している感覚を得ています。全てはベリタス(VERITAS)が短期集中で英語の基礎力を上げることに特化したスクールだからだと思います。もし英語力の向上に課題感を感じているのであれば、ぜひ一度ベリタス(VERITAS)メソッドの話を聞いてみてはいかがでしょうか?

末永さん、インタビューありがとうございました!

 

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