

英国に出向することが決まったことで、渡英前に一定レベルで、英語で仕事ができるようになりたいと考えたことがきっかけです。以前より、日本国内においても、海外の人たちと一緒に仕事をすることがありましたが、その際はなかなか自分の言いたいことを伝えきれなかったことから、英語力を向上する必要性を感じていました。英語でアウトプットする時間と自宅学習量が多く、英語学習にかける負荷が多いという点でベリタスイングリッシュを選びました。
独学でリピーティングやシャドーイングをやったり、たまにオンライン英会話のレッスンを受けたりしていました。また、仕事上で出張や会議などで英語が必要になるタイミングがあると、その都度準備の段階で関連語彙を覚える等、英語コミュニケーション力強化に取り組んでいました。
自宅学習の時間が多く必然的に英語に触れている時間が長いこと、そして課題で取り組んだ成果をクラスディスカッションで実践するというサイクルがある点に興味を持ちました。またベリタスでは、取り組む自宅課題やクラスディスカッションのテーマとしては、ビジネスリーダーのインタビューやスピーチであることから、ビジネスでの英語コミュニケーションに活かせると考えました。取り扱うスピーチは学んでおくと、海外のビジネスパーソンとコミュニケーションをする際に、ミーティング外でもアイスブレイク等にも活用できると考え、その点にも惹かれました。
やはり一番は英語のアウトプット量が非常に多いことです。週15時間の自宅課題への取り組みはハードではありますが、総合的に自分の英語力をアップしてくれました。また英語での効果的な「伝え方」を学べたことも大きいです。
これまでは英語になると焦って早口で話しをしてしましたが、どのようにメッセージを組み立て、伝える方が効果的なのかを改めて考え、学ぶことができ、それを実践できるようになりました。クラスで取り扱うグローバルのビジネスリーダーの話し方は非常に参考になりました。そして、自宅課題で取り組むシャドーイングプラクティスでは、自分のペースに落とし込んで、ノンネイティブとして少しスローダウンした話し方を定着させるのに役立ちました。
自分の英語の話し方に関して大きく伸びたと感じています。自信をもって、自分のペースで英語を話すことができるようになりました。
また、ファシリテーションのプラクティスに取り組んだことで、相手の意見を聞きながら、自分の言葉でサマライズするとどうなるのか、どんな語彙・表現を使えば、議論をまとめられるのか等を考え、コミュニケーションをとれるようになり、非常にためになりました。
どれも印象深いですが、中でもやはりファシリテーションのプラクティスは印象深いです。プログラム前半に様々なテーマで、担当コーチのもとでディスカッションに取り組みましたが、プログラムの後半では、自分がファシリテートする側にたつ機会があり、前半で身に着けたスキルや経験を、後半に応用することができ、上達を感じました。
また、シャドーイングプラクティスでは、担当コーチたちから都度フィードバックをもらえることから、発音面での改善を実感しました。
ビジネスリーダーインタビューに関しては、インタビュー内容についてのディスカッションが役にたち、またリアルなスピードでネイティブが話す内容を解釈するためのリスニング力強化につながりました。
ビジネスリーダースピーチについても、リスニング力向上に役立ちました。また、スピーチの内容がビジネスに活用できるテーマであったことで、興味を持って取り組むことができました。自分が将来的にチームをマネージする立場に立った時に使えるフレーズに加え、リーダーとしての考え方や価値観も吸収できました。
キャリアビジョンプレゼンテーションでは、英語プレゼンテーション力強化につながりました。また、加えて、自分の今後のキャリアを考える良い機会もなりました。自分一人での学習では、なかなか取り組めないものであり、コーチのサポートのもとで、このような機会があったことは有難いことでした。さらに、自分のキャリアを英語でポジティブに表現するということは簡単ではありませんでしたが、ビジネスの中で必要なものだと考え、楽しみながら取り組めました。
ベースとなる英語の総合力が強化されただけでなく、ミーティングやセールスの際の話し方やファシリテーションなどの実践力の強化にも役立ちました。
自分の業界に貢献するために、今後日本にどのような技術を持ち帰るのか、逆に日本側から何を発信し貢献できるのかというビジネスのリアルな場面において、キャリアビジョンプレゼンテーションに織り込んだ内容を、パーツパーツで切り出して活用しています。
費用面や週15時間の学習時間の確保は当然ながら高いハードルです。正直なところ、自分がすべての課題をやり切れたかという点では、100%自信をもって言い切れませんが、今後受講される方にとっては、必ず上達につながるプログラムなので、トライしてみる価値はあると思います。不安があるかもしれませんが、課題に関してコーチたちがきちんとサポートしてくれるので、そこは安心して取り組んでみることをお勧めします。