

最初のきっかけは業務を進めていく上で、シンプルに課題を感じていたことです。4月から部署が変わり、初めて英語を使うという環境へ飛び込んだのですが、全然ついていけないことに愕然とし、社会人になって初めての挫折を味わいました。異動の前に海外業務をやりたいと希望を出した時から様々な英語のサービスに漠然と興味を持ってはきましたが、今回は本当に必要に駆られ、しっかりと英語に取り組もうと一念発起しました。再度英語のサービスを探している中で、学生時代に、ベリタス代表の戸塚さんの講演を聞いたことがあり印象に残っていたことと、プログラムに興味があり、ベリタスでの受講を決めました。
これまではオンライン英会話を不定期に受講したり、ラジオでビジネス英語講座を聞いたりしながら独学をしていました。またTOEIC受験の際の対策などを通じて、必要に応じて単語を覚えたり問題集に取り組んだりしました。
ビジネスシーンでの英語を学べるというプログラム内容に興味を持ちました。特にハーバード・ビジネス・スクールのケーススタディには非常に興味があり、以前から取り組んでみたいと考えていたことから、それを使って英語を学ぶという機会に魅力を感じました。また、ベリタスの掲げるノンネイティブとしての目指すべき英語像にも共感しました。
ベースとしては、時間を確保して集中して英語に取り組むという習慣ができたことがよかったです。学んだ中身としては、英語を一つ一つクリアに発音をすることの大切さや、今まできちんと考えていなかった「自分の話すペース」への意識など、気づきや学びがたくさんありました。そういったことを、これまで教えてもらう機会がなかったのですが、こういった一見シンプルに感じることを意識することで英語に対する抵抗感がなくなり、コミュニケーション自体が変わるのだと実感したことは意外であり、かつまた即効性を感じられた部分でもありました。
一番伸びたと感じる点は、自分の英語での発信力です。リスニングやライティングももちろん伸びたと感じてはいますが、まだまだ課題があると感じている一方で、やはり話すという部分に関しては、「自分のペースで、シンプルかつ端的に伝える」ということを嫌というほど(笑)刷り込んでいただいたので、それが実行できるようになったことは自分の中でとても大きいです。
結論を述べたら根拠を挙げる、というベリタス独自の5Line Writingプラクティスを通じて、論理的に自分の意見を組み立てていくことの大切さを改めて学びました。話す時だけでなく、メールのコミュニケーションにおいても、ロジックとストラクチャーを意識するようになりました。そこがやはり一番成長を感じている部分です。
ビジネスリーダーたちのスピーチを数週間かけてじっくり取り組んだのがとても印象深いです。英語を学ぶという部分はもちろん、話し方であったり話す内容であったり、そういうもの全てからインスパイアされました。英語を勉強しなければならないという義務感ではなく、楽しみながら取り組めました。さらに、それらのプロセスを通じて、自分の目指すキャリアのゴールやスタイルなど、様々なことを考える良いきっかけになりました。
キャリアビジョン・プレゼンテーションは、前述した5 Line Writingやスピーチプラクティスなどの一連の学習の集大成だと捉えています。自分で伝わりやすい文章を作り、かつスクリプトなしで発表するというのは初めての経験でしたが、プログラムの前半で基盤となるものをしっかりと身に付けたうえで臨んだため、本当に最後の集大成として学びが大きかったと考えています。
ハーバード・ビジネス・スクールのケーススタディのプラクティスも、自分の中ではスピーチと同じくらい良い練習になったと考えています。ビジネスに関する英文教材を、自分はこう考える、いやそうではない、という風に深く考えながら事前に読み込んだ時間も貴重な学びとなりました。そして、そのあとにリアルにプレゼンテーションをして、ディスカッションをしていくというところは、ただの日常会話のやりとりではなく、明確に基準を決めて「イエス」を出していくまでのアプローチを全て英語で行うというプロセスがとても良かったです。できれば、あのような練習をもっとたくさんやりたいと思いました。
他には、シャドーイングのプラクティスでは発音を意識しながら繰り返し練習し、発音だけでなく英文のかたまりや表現を身に付けることにも役立ちました。今まで、こういうプラクティスを通じてフィードバックを受けたことがなかったため、学びが大きかったです。LとRであったりSの音であったりと英語の音を、どのような口の形を作って発音するかについて、しっかりと理解できたので、今後も自分で練習していけるという実感があります。
ビジネスリーダーインタビューは、自分にとっては一番難易度が高かったです。インタビューは人に聞かせるために事前に練り上げられたスピーチとは違いリアルな会話のスピードのため、リスニング時にはとても速く感じました。クラスでは、インタビューを聞き、そして精読して意味を理解したあとに、再度聞くという流れで取り組み、いい練習になりました。自分の中では、ベリタスのプログラムの中で一番負荷を感じたプラクティスで、心理的にも「頑張ってやらなければ!」という気持ちを強く持って取り組みました。
そして、前述した5 Line Writingロジカルライティングのプラクティスは、英語だけでなく日本語でも、論理的な構造で3つの理由を述べ、さらに3つの具体例で支えて…いろいろな観点から意見を組み立てていく必要があると感じ、いい意味で苦労して良かったと思えるプラクティスでした。書き上げた内容をもとにクラスではディスカッションを進めていくのもよかったですし、自分がファシリテーションするプラクティスでは、ファシリテーションに自信がつき、仕事の場でも自然と同じやり方を取り入れていました。
英語に対する拒否感や抵抗感が減ったことが一番大きいです。おそらく3か月で劇的に英語力が伸びるというのは難しい部分ではある一方で、英語に取り組む姿勢を身につけ、継続的に取り組むベースが作られたことで、英語に対する心理的なハードルがぐっと下がりました。ベリタスのプログラムを受講してからは、自分から進んで英語のミーティングで司会進行をするようになりました。少し文法が違うかもしれないけれど恐れずに自分の意見をしっかりと伝え、「この話は今日する必要があるのだ」という主導権を握る意識を持つようになりました。どういう方向へ会議を進めていくかを考え自分が回していくことへ積極的になった点に以前と大きな違いを感じています。
確実に英語力は上がりますし、それだけでなくリーダーシップやビジネスプロフェッショナルに求められる考え方や見方が教材すべてに散りばめられていて、多くを学べると考えます。マインドセットを学び、かつビジネスを意識したプラスアルファの効果も期待できると思います。
仕事上、英語でチームを引っ張っていくポジションにいる方にはとてもおすすめです。ただ英語を話せるようになりたいという目標ではなく、チームや事業を推進していくような立場の人には、ベリタスのプログラムは、英語だけではなく多くの効果があると思います。もちろん学生さんでも、今後そういうポジションを目指していきたいという思いがある人には、おすすめだと思います。