2022.01.20 Japanese coaches

ベリタス コーチ ブログ | グローバルな経験が可能性を広げる

いつもVERITAS (ベリタス) のブログを読んでいただき、ありがとうございます。

日本で米国エグゼクティブMBAプログラムのディレクターをしていた頃、グローバルにビジネスを展開する企業の幹部クラスの方々をゲストスピーカーとしてお招きし、学生達(30代から50代の日本人を含む多国籍中間管理職)に話をしていただく機会を設けていました。もちろん言語は英語です。リーダーシップ、マーケティング、企業戦略等の授業で、企業のビジネスや課題などを共有していただき、学生とディスカッションをしていただきました。企業トップの生の話を聞いた学生達は、様々な角度から考え、意見を交わすことで学びを深めていました。

Q&A sessionでは、ゲストスピーカーの方々のキャリアにも興味があり、”Can you give us any advice about career advancement?” と尋ねる学生も多かったです。ゲストスピーカーの方々のキャリアにみられる共通点は、日系企業であれ外資系企業であれ、本国と海外の両方で経験を積んでいることです。例えば、メキシコ出身の社長クラスの方は、アメリカで米系医療器具関連会社に勤め、同社の日本にCFOとして赴任。後、日本支社の社長に就任。その後、グローバルな経験を買われ、同業他社に引き抜かれました。家族持ちの彼は、日本に居る間は子供をインターナショナルスクールに通わせていたそうです。

では、日本人は海外勤務をどう考えているのでしょう。某外資系製薬会社の日本支社で働く知人(アメリカ出身)を訪ねた時、海外勤務に関する興味深い話を聞いたことがあります。

彼:「今、シンガポールにポジションが空いていて、複数の社内候補者(日本人)と話をしているのですが誰も手を挙げない。もったいないですよね。日本人マネージャーは、海外で働くことに消極的なんですよ。他の国籍のマネージャーは、積極的に海外でも働くので昇進も早いんですよ。」
私:「何故なんでしょうね。異文化の中で働くことや生活することに不安があるのでしょうか。シンガポールなら英語ですよね。」
彼:「どの候補者も仕事はできるんですがね。英語が全くできないわけではないのですが。」

その後、彼はシンガポールに転勤となりマネージングディレクターに昇進しました。

個々の事情は分かりませんが、何故、日本人マネージャーは、海外勤務に消極的なのでしょうか。よく聞く理由の一つは、「英語に自信がないから。」です。グローバルなビジネスの共通語は「英語」です。しっかりした方法で練習を続けることで、英語力は身に付くと思います。

以下、3名の例ですが、共通点は皆「ビジネスで通用する英語ができる」ということです。

出身:ベトナム
経歴:現地観光業>外資系損保会社東京勤務>同社ニューヨークに転勤

出身:ブラジル
経歴:現地食品関連会社勤務>同社日本勤務>同業他社のアジア諸国勤務

出身:日本
経歴:外資系銀行東京勤務>日系運用会社勤務>同社欧州現法社長>帰国後、欧州系運用会社幹部

私も海外勤務経験があります。初めは英国の生活に慣れるのに苦労しました。業務では、以前はメールや電話連絡中心のロンドンのセールスチームと直接仕事をすることでコミュニケーションが改善し、本社ニューヨークとの連絡も密になりました。現地で知り合った同業他社と頻繁に情報交換ができるようになりネットワークが広がりました。これらの経験は、帰国後の仕事にとてもプラスになりました。プライベートでは、現地で長女が生まれたことで、同年代の駐在員家族との知り合いが増えました。また、米国滞在中には、子どもたちの現地校の宿題をよく見るようになり、家族との絆が深くなりました。日米の教育方法の違いも経験しました。苦労はしましたが、自分の財産になっていると思います。

グローバルな経験を積むことは、将来のキャリアや人生の可能性を広げることになるのではないでしょうか。

海外勤務や留学派遣の話が来たらどうしますか?

Veritas Coach

Mikiya Mori

Mikiya was born and raised in Gifu. He was fascinated to learn English when he was in junior high school. He practiced English words and sentences every day because he wanted to go to America. At college, he earned a study abroad opportunity in Seattle. His American experience really opened his eyes. As for career, he worked at Goldman Sachs and JP Morgan in the equities division for 18 years in Tokyo, London, and New York. In his 40s, he pursued a Doctor of Education degree in the Unites States to prepare himself for a career in education. Back in Tokyo, he managed an MBA program for mid-career managers as the program director for 12 years at Temple University. For many years, he wanted to help Japanese business professionals to be able to express themselves confidently in English and develop global mindset. Those qualities brought him many opportunities so now he wants to give back to society. Mikiya discovered Veritas whose mission matched with his passion. He believes in lifelong learning and hopes to contribute to students by sharing his experience. With the help of strong team, he is excited about the opportunity to inspire students to become global leaders of tomorrow.