2020.08.26

母国語ではない言葉で話すからこそ、個性が際立つ

ベリタスのクラスでは、
「日本語で伝えたいことが文章にして10行あれば、英語では3行の短さにまとめ、より簡潔かつクリアに伝えるよう意識しましょう」とお伝えしています。

こうした意識でアウトプットすると、語彙や表現が少ないなかでも確実に伝えたいことが伝わるためです。

ベリタスのオフィスでは、フランスやイタリア、アメリカ等、様々な国籍のコーチ(ベリタスでは講師のことをコーチと呼んでいます)が働いています。
そのなかでも、英語を第二言語として学んだコーチはみな、自然とこれを実践しています。
言いたい事を全て言おうとするのではなく、話す内容を取捨選択し、意図を伝えやすくして話しているのです。

第二言語で話すからこそ、内容をより精査し、簡潔かつ明確に伝えようという意識が芽生えます。
それによりコミュニケーションは情報が詰まった中身の濃いものになり、仕事を進めるうえでも大変有効に働きます。

一方で、不要な情報をそれぞれの観点でカットした言葉には、その人が本当に大切にしている部分が残ります。

例えば、同僚に何かを依頼するという同じシチュエーションであっても、

ある人はより正確に遂行してもらえるよう「依頼したい内容」を中心に伝え、
ある人はより気持ち良く仕事をしてもらうために「クッション言葉」を中心に伝えます。

前者が大切にしているのは「自分の目的」
後者が大切にしているのは「チームワーク」だと言えるかと思います。

日本語でのコミュニケーションにおいても伝え方は大切ですが、
不自由な英語で話すからこそ、咄嗟に出た言葉のチョイスにその人自身の考え方が現れます。

英語を使用出来るようになるまで、母国語でなければきちんと伝わらないと思いこんでいましたが、
むしろ母国語でないからこそ、恐ろしいほどによく伝わることに驚きました。

時に英語を通して人間が丸裸にされたような気持ちになりますが、
だからこそ、言葉に気を付けて、丁寧に話していきたいと思います。

日々このようなコミュニケーションを通して仕事をするなかで、とりわけイタリア人の同僚の言葉から、彼女が素晴らしい人格者であることが伝わってきます。選ぶ言葉の節々に優しさがあり、思いやりに溢れているのです。
ネイティブではない彼女の英語には多少のアクセントが残りますが、同僚や受講生の皆さんからの信頼は厚く、彼女がいるとオフィスの雰囲気がやわらかくなる気がします。

流暢に美しい発音で話すことよりも、短い言葉でも思いを込めるコミュニケーションが世界のどこにいても大切なのだと心から感じます。

彼女のような言葉遣いを、私も見習いたいと常々思っています。

Veritas Coach

Moe Teraoka

Before joining Veritas Moe used to write blueprints for architecture and work with a lot of artisans. Those artisans all had different specialties and working in this environment truly helped Moe work with the diverse Veritas team. Moe decided to join Veritas as a coach because she believes in the Veritas method through her own learning experience as a student at Veritas, and she wants to help expand this unique and powerful method to more people around her. Seeing students’ progress and their career path after the Veritas program makes her motivated. Moe truly enjoys improving herself alongside students. Moe likes to make Veritas students go over their limitations. She believes they can change their life completely with hard work through the three-month English program at Veritas.

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