みなさんはNetflixやその他の動画配信サービスを利用していますか？
Netflixには英語字幕の表示ができるので、英語学習に利用している方も多いと思います。

最近、Netflixで配信されている「ONE PIECE」の実写ドラマが、世界的に非常に評価されているようですね。
日本のコンテンツが海外での評価を受けると、日本人としてとても嬉しく感じます。

私たちベリタスのチームには、自国を離れて日本に移住する決断をした外国籍のメンバーが多く在籍しています。
彼らの中には、日本のコンテンツに魅了されて来日した人も少なくありません。

そうした外国籍メンバーとの会話で、「え？それが人気なの？」と驚かされたエピソードを、いくつか紹介します。

まず、あるドイツ出身のメンバーが子供のころから大好きだった番組が、
「風雲！たけし城 (Takeshi’s castle)」です。

この番組は、ビートたけし (北野武) 氏が城主を務めるたけし城を、約100人の一般応募者からなる攻撃軍が攻め込み、たけし軍が仕掛けた数々の難関（ゲーム）をクリアするという番組です。

彼は子供の頃、たけし城のゲームに挑戦する参加者たちの姿に大爆笑していたと言います。

彼の熱中の度合いは、学校が終わるとすぐにこの番組を見るために、急いで家に帰っていたほどだったそうです。

私より10歳近く年下の彼が、私が産まれる前に放送終了した番組を、放課後の愉しみにしていたとは、驚きです。
日本では巨匠の印象が強いTakeshiさんも、彼のなかではいまだに現役のコメディアンなのですね。

そして、ロシア出身のメンバーの最近のお気に入りは、
「はじめてのおつかい (Old enough!)」です。

3-5歳の子どもたちがおつかいに挑戦するこの番組は、Netflixでも人気があります。

彼女は、子どもたちが一つ一つ小銭を数える姿や、何度も母親におつかいの内容を聞きに帰ってしまう様子が、いとおしくてたまらないそうです。
そして、無事におつかいを成功させた時の親の安堵のリアクションには、涙が止まらないと言っていました。

日本の長寿番組を愛するロシア出身の彼女の話を聞いて、彼女の気持ちが私たちにとても近く感じられました。

そして、子どもたちの純真さや愛らしさへの共感は、世界共通の感情なのだと感じます。

一方で、小さな子どもが安心しておつかいをすることができる安全な環境や、お店のスタッフの親切さは、日本独特のものかもしれません。
私たちにとって普通の光景も、彼らにはとても新鮮に映るのでしょう。

日本のコンテンツが、異なる文化背景を持つメンバーと心を通わせるキッカケになっています。

みなさんの最近のお気に入りはどんな番組ですか？